遺言書の作成や相続問題は、その道の専門家「弁護士」にお任せを!
私たちは古くから「死」を忌むべきものとして意識し、その方面の問題を遠ざける傾向にあります。「遺産相続」という大きなテーマも、このような風習に取り込まれるせいか、その問題に直面するまで手を付けられないことが一般的です。「残す側」としても、「公平」と「希望」の中で揺れ、専門的な知識を持たないまま思い悩んでいるケースが多いのが実情です。
このような際には、法律の専門家「弁護士」のサポートをお受けください。宇都宮市で普段から多くの法的な案件を取り扱っている「弁護士法人はるか」だからこそ、皆さまの非日常に対しても専門的で効果的な対応が可能となります。
弁護士にご依頼するメリット(相続問題)
相続問題では専門的で細かな手続きが必要になり、ご自身でその情報を全て収集して完結させるのには大きな労力が伴います。人生の中で何度も行なうべき内容ではないため、法律の専門家に一任していただくことをオススメします。弁護士にご依頼いただければ、次のようなメリットが想定されます。
煩雑な手続きを含めたお任せ
遺産相続に際しては、一般的に次のような疑問を生じがちです。
- 故人の財産の有無や相続人となる親族の対象がわからない
- 遺言書を発見したけれど、それをどうしたら良いのか、誰に知らせるべきなのかわからない
- 遺産を受け取れる権利があるはずなのに、請求の仕方がわからない
- 相続する土地をどう分割したら良いのかわからない
- 故人が作っていた借金にどう対処すべきなのかわからない
上記のような疑問点は、相続を経験した方でないとなかなか適切に判断できないのが通常です。弁護士にご依頼いただければ、このような内容について個人レベルで詳しく調べなくても、必要な処理をご案内できたり、弁護士が具体的な手続きを進めることが可能となります。
法的に間違いなく有効な遺言書を適切に作成可能
遺産を残す側の立場で考えた時、遺産分割に対して特別な希望があるケースでは、「遺言書」にそれを記し、本人の意思を明確に残しておく必要があります。
- 法的に設定されている割合とは異なった形での相続を希望している
- 法定相続人以外の人物へ遺産を残したいと考えている
- 遺産を渡したくない法定相続人がいる
- 揉めないような相続を希望している
このような思いをうまく取り入れた遺言書を作成するのは容易なことではありません。仮に本人が一方的に渡さないことを希望していても、兄弟姉妹以外の法定相続人には最低限相続できる「遺留分」などが法的に設定されています。法律に即した適切な書き方もあるため、その知識を持たない方がただ闇雲にご自身の希望を書いても無効となってしまうこともあります。ご本人の希望を最大限取り入れたバランスの良い公的に有効な遺言書を作成するには、やはり専門家である弁護士にご相談いただくのが後のトラブルを生まないことに繋がっていきます。
遺産内容の把握や相続人の調査もお任せ
遺産相続の手続きを行なうためには、故人が残した相続財産を正確に把握するとともに、相続人の範囲についても正しく理解しておく必要があります。遺産については、親族の把握していない金融機関に財産がある可能性もあり、相続人についても全てその所在が明らかになっているとは限りません。このような調査や把握においては、場合により役所や金融機関での書類作成なども必要になってきます。弁護士に一任いただければ、このような煩雑な作業もお任せいただけます。
相続を放棄すべきかどうかの判断を仰ぐことも可能
仮に借金が残されていた場合、プラスの財産とのバランスの中で相続を放棄すべきかどうかを見極めなければなりません。相続放棄を選んだ場合には、プラスの財産も含めた放棄となり、相続することを選んだ場合、借金は法定相続分に従って分割され、プラスの財産は分割協議に従った内容で相続されます。相続放棄にも期限があるため、お早めに弁護士にご相談いただき適切なアドバイスをお受けください。
遺産分割の条件面を希望内容に最大限近づけることが可能
遺産の分割内容について話し合うことを「遺産分割協議」と呼びますが、この遺産分割協議では各相続人の希望や思いが衝突してしまいがちです。それぞれが自分の希望を言い合っているだけでは、まとまるものもまとまりません。弁護士にご依頼いただければ、依頼者のご希望に最大限近づけるための効果的なご提案や交渉を、綿密な戦略のもとに実施させていただきます。
親族同士の不和を生じさせない距離感の維持
相続人同士での話し合いでは、お互いが譲れないような状況に陥ってしまうことも少なくなく、ここから取り返しのつかない親族間不和が生じてしまうこともあります。相続は非常にデリケートなものですので、第三者立場で接触できる法の専門家「弁護士」にご依頼いただき、当初からこのようなリスクを見据えた対応をご検討ください。いがみ合わずに済む距離感を維持しながら、代理人として効果的な交渉を行えます。
受け取れるはずの遺産の請求手続きをスムーズに実施可能
兄弟姉妹以外の法定相続人には、「遺留分」と呼ばれる最低限相続できる遺産の取り分が定められています。これは遺言書の内容がどのようなものであっても、法的に保障されている相続分になりますので、侵害されているケースでは「遺留分減殺請求」を行なうことで、これを取り戻せる可能性があります。裁判での争いになることが多いため、弁護士に依頼していただければスムーズに事を運べます。
当事務所の「ワンストップサービス」は費用節約や時間短縮にも効果的!
弁護士法人はるかでは、各種専門家との連携を蜜にした体制が整っています。たとえば、遺産相続での相続税に関しては、税務対策で税理士の知恵を活用することが効果的なこともあります。
これらを都度別の窓口でご相談し、別途費用負担を生じてしまっては、時間的にも経済的にも非効率になってしまいます。当事務所では、ワンストップサービスが可能ですので、全てまとめてご相談いただけます。
相続手続きの流れと期日
親族の死去によって発生するのは「相続手続き」だけではありません。葬儀から法要、お香典返し、納骨、挨拶状作成など、実に多くの作業が含まれます。これらをこなしながら、適切なタイミングで相続手続きを進めていくには、全体のスケジュールを正しく捉えておく必要があります。相続手続きの期日を時系列でまとめさせていただきましたので、全体像を掴むのにお役立てください。
7日以内に実施を要するもの
- 死亡届の提出
3ヶ月以内に実施を要するもの
- 葬儀の実施
- 遺言書の確認
- 相続人の把握と調査
- 遺言書の検認(遺言書の存在や内容の周知)
- 相続財産の把握と調査
- 各種金融機関への連絡
- 生命保険金の受取り
- 遺産分割協議の開始
- 限定承認、相続放棄
4ヶ月以内に実施を要するもの
- 所得税の準確定申告
10ヶ月以内に実施を要するもの
- 遺産分割協議書の作成
- 各種相続手続きの実施
- 相続税の申告と納付手続き
1年以内に実施を要するもの
- 遺留分減殺請求の手続き
3年以内に実施を要するもの
- 配偶者相続税軽減の手続き
遺産相続でよくお寄せいただくご相談
宇都宮市周辺にお住まいで、相続問題や遺言書の作成でお困りの方へ
相続手続きには、ご覧のような様々な作業が含まれます。相続問題を上手く乗り切るためには、早い段階で全体的な見通しを立て、戦略的に手続きを進めていくことが大切です。
当事務所は、経験豊富な弁護士が多数在籍していますので、ご依頼者の代理人として適切で効果的な交渉を行わせていただきます。また、遺言書の作成をご検討中の方には、「法律に即した適切な書き方」と「バランスの取れた遺言書の作成」をサポートさせていただきます。
無料相談も実施しておりますので、ぜひお気軽に「弁護士法人はるか(栃木支部)」の「栃木宇都宮法律事務所」までご相談ください。